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甲状腺がんと言われたら

子どもが「甲状腺がん」と告げられたら、家族は大きなショックを受けるでしょう。特に、2011年の東京電力福島第一原発事故により、一定の内部被爆をした可能性のある地域では、その衝撃的はさらに大きいはずです。

 

「子どもを外で遊ばせたのが悪かったのではないか」

「部活動を続けさせたのが行けなかったのではないか」

「給水車に子どもを並ばせたのがいけなかったのではないか」

 

様々な自責の念が頭に浮かび、自分自身を責める保護者もおられます。また、「この子の将来はどうなるのか。」「他の兄弟や家族は大丈夫か。」といった不安を抱く方もおられます。

 

さらに、差別や偏見を恐れて、子どもが甲状腺がんになったことを、学校や職場で話題にしたり身近な人に相談することを躊躇されている方もおられます。

当会のメンバーも当初は大きな不安と悩みを抱えていましたが、同じ境遇の家族と出会い、交流し、信頼関係を重ね、自分たちにとって安らげる空間を作ってきています。

治療に関する不安や金銭的な悩み、セカンドオピニオンなどの相談を含め、​会へ参加・不参加を問わず、お気軽にご相談ください。

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